加水方法はいろいろな方法があります。(写真は通常の私の分量)
素人そば打ちでよく耳にするのが、粉の半分の水(50%)を用意して、1回目にその半分(25%)を入れて、2回目に残りの半分(37.5%)を、3回目にそのまた半分(43~44%)を入れて、最後に微調整する方法です。
もう一つよく耳にする方法が、一気加水です。想定した仕上がり加水量の9割を1回目に加水、2回目に残りの1割の大部分を入れて、最後に微調整する方法です。
粉への水の回り方を顕微鏡で観察したところ、一気加水の方が水分の回りが良いという話もあります。私の場合、結構水玉ができてしまうので、いつもはやらないのですが、久しぶりに挑戦してみました。
仕上がり加水を43%と想定して、9割の水と1割の水を用意しました。
これを1回目、2回目と使用します。
1回目の水回しが終わったところです。心持ち水玉が多くなった気もしますが、いつもと同じくらいかもしれませんね。
残りの1割の水の大部分を入れて2回目の水回し、結局最後はすべての水を入れることになりました。
この後、練りに入ったのですが、水が少なかったようでよく締まったそば玉になってしまいました。
四つだしの時点で周囲に割れが出てしまいました。生地も堅く伸すのも結構な力が必要となりました。
延しが終わったところです。さらに周囲の割れが大きくなりました。
加水不足ですね。(-_-メ)
43%と想定してそのまま練ってしまったのが間違いでした。
一部を練って確認すればもう少し加水しようという判断になったかもしれません。
食べるには固くて私好みでもありますが、短くなりやすく失敗ですね。
冷蔵庫に保管して、翌日以降に食べようとすると、もっと崩れてしまいます。
次回は慎重に水回しをします。
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